Unityでプログラム無しで動画を作る。しかも無料で最速に その2

アニメーションで動かす

Animationを付けるObjectを選びます。GameObject➡3D Object➡Cubu Cubeの大きさは1が1m*1m*1mです。

Stageを作ります。GameObject➡3D Object➡Plane

Planeの大きさは1がX:10m、Z:10mです。

Sceneの中のCubeとPlaneの座標は同じで、カメラの高さも同じなのでこのように見えます。Cubeの座標Yを1.5にします。カメラの座標Yを2.5にします。

ちなみに3次元も上から見れば2次元になります。演出として考えるのも面白いです。Cubeに影が付いていますが必要なければCube➡Light➡Cast ShadowをOffにしてください。視点変換は右上のギズモから変えられます。

CubeとPlaneの色が同じで分かりづらいのでCubeに色を付けます。Assets➡Create➡Material クリック

マテリアルは素材材質で使いまわしができます。

 

projectにNewMaterialが追加されました。Inspectorでどういう風にするか決めます。名前は分かるようにします。Unityでは大文字から始まる事になっています。

Albedoは画像をマテリアルに出来ます。

白いマスをクリックしたらカラーピッカーで色を選択できます。スポイトはObjectから色を吸い上げます。Metallicは金属の質感、Smoothnessは粗さツルツル感です。

カラーピッカーで色を選びます。

Materialは専門のプロがいる世界なのでAsset Storeで見つける事もできます。

projectの中のマテリアルの色が変わりました。このマテリアルは何時でも上書き修正可能です。見ながら修正してください。

赤のマテリアルをCubeにドラッグします。Cubeの色が変わります。

CubeにAnimationを付け動かします。CubeをハイライトしてWindow➡Animation➡Animationクリック

Animation Editorが開きます。Createを押します。名前を付けてください。

AnimationのDopesheetはパラパラ漫画と同じです。主に2Dで使います。3DはCarveを使います。Add Propertyクリック➡positionを選びます。

position Xは赤なので赤色のラインを右クリックするとAdd Keyの文字が出ます。上のバーの1:00は1秒です。PCでは1秒間に60フレームです。スマホは30フレームです。映画は1秒間に24コマで動いて見えるのと同じです。その1秒間の間にどのTransform(位置情報)を与えるかです。始点と終点を与えます。例えば飛行機が時速360Kなら1秒間で100m進みます。0が始点で100が終点となります。

0:30で赤色ライン上でAdd Keyを右クリックすると赤色のラインにKeyが打たれます。このKeyをDragして上に移動して3.0にします。これは0mから0:30(0.5秒)にX方向に3m移動し1秒後に0mに戻ると言うアニメーションです。

このアニメーションを録画します。上のバーの録画ボタンを押し再生ボタンを押します。縦のバーが移動します。1回往復すればOKです。途中で止めても問題はありません。録画終了です。

projectにAnimation ClipとAmimator Controllerが追加されました。Animation Clipはアニメその物、Animator Controllerはアニメを管理する物です。

そしてCubeのInspectorにAmimatorが追加されました。AmimatorはAnimationに付けた名前になります。AnimationとAmimatorは使いまわしができるので覚えやすい名前の方が良いです。

再生ボタンを押します。赤いCubeが移動します。

Amimatorの中を見てみます。上のバーにAnimatorタグが追加されました。そのタグをクリックすると開きます。Motionの中に違うアニメーションを入れれば違う動きをします。speedを変えれば動きの速さが変わります。

CubeのAnimetion ClipのInspectorを見ます。Loop Timeにチェックを入れれば永遠に繰り返します。外せば始点に戻りません。先ほどの飛行機なら時速360Kで飛んで行くという事です。

動きの追加をしたいならprojectのCubeのAnimation ClipダブルクリックでAnimation Editorが開きます。position Yの黄色のライン右クリックしAdd KeyでKey追加でDragすれば録画はいりません。Inspectorにある物にはアニメーションを付けられます。何処をどういう風に動かしたいか決めてからアニメーションを作るのが一番です。

失敗したならCtrl Key+Zかクリック➡Delete

再生ボタンを押せば指定した座標に動きます。Constant Forceより複雑な動きができますがAnimationはカーブが苦手ですのでカクカクになります。スムーズに曲げるのはプログラムと組み合わせて使用します。動画だけならプログラムは必要ないでしょう。

でも動画で人型のキャラクターを動かすのにプログラムは必要としません。次回は人型キャラクターを動かす!

アドバイスやエラーについては上のメニューのお問合せから受け付けています。